【感想】松田翔太『THE TRUTH』は“ヤバい”傑作!テレビ未公開シーンを含むDMM TV版で“本当の真実”に触れろ

「ついてこれますか。おいていきますよ。」

俳優・松田翔太が企画・主演として我々に叩きつけた、この挑発的な挑戦状。

それは単なるキャッチコピーではない。この言葉は視聴者に向けられたものではなく、制作者である自分たち自身に向けたものだったと松田は語る。

それは、テレビという表現の限界に挑み、自らを未知の領域へと駆り立てるための、内なるマニフェストだったのだ。

2023年12月、テレビ東京の深夜に突如として現れた『THE TRUTH』。

これはドラマなのか?ニュースショーなのか?それともシュールなコントか?

あるいは、我々が生きる現実そのものを映し出すメタ的な批評なのか?

ジャンルの定義を拒絶し、視聴者を心地よい混乱へと誘うこの作品は、まさに現代の「問題作」と呼ぶにふさわしい。

企画・主演を務めるのは、俳優の枠を超えクリエイターとしての才能を開花させる松田翔太。

そして総合演出・脚本には、映画『PERFECT DAYS』でカンヌ国際映画祭脚本賞を受賞した高崎卓馬。

この二つの才能が起こす化学反応は、予測不能なエネルギーを放ち、凡庸なエンターテインメントに飽きた我々の感性を鋭く刺激する。

しかし、地上波で放送されたものは、この壮大な実験の序章に過ぎなかった。

放送時間の都合やコンプライアンスという名の制約によって削ぎ落とされた、より過激で、より深く、より本質的な“毒とユーモア”。

そのすべてを含む「本当の姿」が、動画配信サービス「DMM TV」で独占配信されている。

この記事では、なぜ『THE TRUTH』がテレビドラマ史に残るかもしれない傑作であり、なぜDMM TVで配信される「オリジナルバージョン」こそが、この作品を100%理解するための唯一の鍵となるのかを徹底的に解き明かす。

この知的で刺激的な謎解きに、あなたも参加してほしい。

  • DMM TV版の優位性:『THE TRUTH』のDMM TVオリジナルバージョンは、地上波版ではカットされた未公開シーンやアフタートークを完全収録。
  • DMM TVのお得な利点:DMM TVは月額550円(税込)と低価格で、初回登録者には14日間の無料トライアルに、550円分のポイントも。
  • クリエイターの魅力:松田翔太は企画・主演として自身の美意識を注ぎ込み、クリエイターとしての才能を発揮。
  • 鑑賞ガイドと結論:論理的な答えを求めず、不条理な感覚に身を委ね、メタ的な批評を楽しむことが重要。
目次

DMM TVという必然性:なぜ地上波版は壮大な予告編に過ぎなかったのか

Ⓒ「THE TRUTH」製作委員会

『THE TRUTH』を地上波で一度観ただけでは、この作品の半分も理解したことにはならない。

それは断言できる。

クリエイターが本当に届けたかった核心部分は、意図的に地上波の枠外に置かれている。

DMM TVで独占配信されるオリジナルバージョンこそが、この作品の「完全版」であり、その理由は4つの明確なアドバンテージに集約される。

①機密解除された“未公開映像”:単なるカットシーンではない核心部

DMM TVオリジナルバージョンの最大の価値は、単に「放送されなかったシーンが追加されている」というレベルの話ではない。

その中身が決定的に重要だ。

特に注目すべきは、オダギリジョーや菅田将暉といった各話の豪華ゲストとのアフタートークが、未公開のカラー版で完全収録されている点である。

これは単なるオマケ映像ではない。

本編で本人役として登場し、虚実の境界線を曖昧にした彼らが、撮影直後に何を語るのか。

そこでは、役と本人、台本とアドリブの境界線がさらに溶け合い、作品のテーマそのものが地続きで語られる。

総合演出の高崎卓馬は、DMM TV版について「放送よりはるかにクレイジーなものになっている気がします。なにしろ、現場でおきていたことに近いのです」と証言している。

つまり、DMM TV版は、より生々しく、より実験のドキュメントに近い、編集のフィルターが取り払われた「一次資料」なのだ。

放送ではコンプライアンスの問題でカットされたであろう、より鋭利な会話や、よりシュールな沈黙。

それらすべてが、この作品の“本当の真実”を構成する重要なピースなのである。

②純度100%のクリエイターの意図:忖度なき表現の聖域

松田翔太をはじめ、オダギリジョーや菅田将暉といった参加者たちは、この作品を「新しいものを作る」「見えない旅」「大切な実験」と表現している。

『THE TRUTH』は、答えのわからないものに対して、才能ある大人たちが本気で試行錯誤する幸福なセッションから生まれた。

しかし、その純粋なクリエイティビティは、地上波というフォーマットに乗せる段階で、どうしても編集や忖度という名の「不純物」が混ざらざるを得ない。

DMM TVというプラットフォームは、彼らにとって、その制約から解放される「聖域」として機能した。

高崎卓馬が本当に描きたかったシニカルな笑い、松田翔太が本当に表現したかった美意識と違和感。

そのすべてが濾過されることなく、純度100%の状態でパッケージングされているのがオリジナルバージョンだ。

地上波版がテレビの「限界」への挑戦だとすれば、DMM TV版はその「限界」を超えた先にある景色そのものである。

③没入という鑑賞作法:CMは『THE TRUTH』の天敵である

Ⓒ「THE TRUTH」製作委員会

『THE TRUTH』のシュールで、時に不穏な空気感は、途切れることのない没入感によってはじめてその真価を発揮する。

視聴者レビューでも

「笑っていいのか、考え込むべきか、観てるこっちも揺さぶられる」

「くだらないのに画面がいちいちかっこよくて無限に見てられる」

といった声が見られるように、この作品は論理で理解するのではなく、その独特の世界観に身を委ねることで味わいが深まるタイプのアートだ。

その世界観を無慈悲に破壊するのが、数分ごとに挟み込まれるコマーシャルだ。

張り詰めた沈黙の直後に流れる陽気なCMは、作り手が緻密に設計した緊張と緩和のバランスを崩壊させてしまう。

全4話を広告なしで一気に見ることができるDMM TVの視聴スタイルは、単に快適なだけでなく、この作品を正しく鑑賞するための「必須作法」と言えるだろう。

④究極の価値提案:実質無料で“問題作”のすべてを目撃する

これだけの価値を持つオリジナルバージョンを、極めて低いハードルで体験できるのがDMM TVの最大の魅力だ。

DMMプレミアム会員は月額550円(税込)という驚異的なコストパフォーマンスを誇り、さらに初回登録であれば14日間の無料トライアルが適用される。

つまり、あなたはこの14日間という期間を利用して、日本のテレビ史に爪痕を残すかもしれないこの重要作のすべてを、1円も支払うことなく目撃することが可能なのだ。

さらに、新規登録時にはレンタル作品などに使える550円分のDMMポイントが付与される特典もある。

これはもはや、観ないという選択肢を探す方が難しいほどのオファーと言えるだろう。

地上波 vs DMM TV:『THE TRUTH』の“真実”はどちらにあるのか?

Ⓒ「THE TRUTH」製作委員会
特徴地上波放送版DMM TVオリジナルバージョン
コアコンテンツ放送時間とコンプライアンスのために編集されたバージョン放送内容に加え、より過激で核心に迫る未公開シーンを完全収録
ゲスト・アフタートーク未放送、または大幅にカットオダギリジョー、菅田将暉らとの未公開カラー版を完全収録
クリエイターの純度テレビの限界の中で調整された表現純度100%の意図。「はるかにクレイジー」と評される無修正のビジョン
視聴体験CMによる中断で世界観が分断される広告なし。作品世界への完全な没入が可能
作品としての位置づけ世界観への入り口となる、壮大な「予告編」完全版であり決定版。これこそが「本物の」『THE TRUTH』

この比較表が示す通り、地上波版で得られる体験は、あくまで断片的なものに過ぎない。

クリエイターが仕掛けた本当の謎、本当のユーモア、そして本当の“真実”に触れるためには、DMM TVへのアクセスが不可欠なのだ。

曖昧さの建築家:松田翔太と高崎卓馬、二人の天才を解剖する

Ⓒ「THE TRUTH」製作委員会

『THE TRUTH』が放つ異様なまでの魅力は、企画・主演の松田翔太と総合演出・脚本の高崎卓馬という、二人の類稀なる才能の衝突と融合から生まれている。

彼らは単なる俳優と脚本家ではない。

既存の枠組みを破壊し、新たな価値観を創造する「建築家」である。

松田翔太:解き放たれたクリエイター

多くの人が松田翔TAを『花より男子』や『LIAR GAME』シリーズのクールな俳優として認識しているだろう。

しかし、そのイメージは彼の一面に過ぎない。

『THE TRUTH』で彼が担ったのは、単なる主演ではなく、プロジェクト全体の方向性を定める「企画」という役割だ。

これは、彼が俳優業と並行して、クリエイターとしてのアイデンティティを確立してきた必然的な帰結である。

その片鱗は、彼がアートディレクターを務めるピアスブランド「CAREERING」や、クリエイティブディレクターとして参加したメガネブランド「Zoff」の広告制作からも見て取れる。

Zoffのプロジェクトで彼は、「メガネをかけて何かをすることの素晴らしさを伝える」ために、イタリア語の「Dolce far niente(何もしないことの美学)」というコンセプトを打ち出した。

商品を直接的に見せるのではなく、その商品が存在する空間や世界観、美しいという「感覚」を伝えることを重視する。

この美学は、『THE TRUTH』の制作姿勢と完全に一致する。

彼は「自分が興味があることを中心に、僕が好きな人と仕事をする」ことが重要だと語り、まさにその哲学を体現したのがこの作品なのだ。

『THE TRUTH』は、松田翔太というアーティストが長年温めてきた美意識と世界観を、テレビというキャンバスに叩きつけた、最もパーソナルで純粋な表現なのである。

高崎卓馬:世界の達人

一方、高崎卓馬は、現代のクリエイティブ業界における極めてユニークな存在だ。

彼は、JR東日本「行くぜ、東北。」のような、明快で力強いメッセージを数多くの広告で生み出してきたヒットメーカーである。

その一方で、役所広司主演の映画『PERFECT DAYS』では共同脚本を務め、セリフを極限まで削ぎ落とした静謐な映像で、人間の機微や日常の美しさを描き出し、世界的な評価を獲得した。

この両極端な才能こそが、高崎卓馬の本質だ。

彼はインタビューで、広告と映画の違いを「広告は1000人に同じものが届くことを目指し、映画は1000人が違う感情になっていい」と語っている。

また、良いクリエイティブのためには、クライアントでさえもリスクを負う覚悟が必要であり、その先にこそ予想を超える表現の“ジャンプ”が生まれると信じている。

『THE TRUTH』は、まさに彼の哲学が炸裂した作品だ。

ニュースショーという分かりやすい「広告的」なフォーマットを使いながら、その中で展開されるのは、1000人が1000通りの解釈をできる極めて「映画的」で曖昧なコンテンツである。

松田翔太というキュレーターが選び抜いた「世界観」という素材を、高崎卓馬というマスターシェフが、広告と映画の両方の調理法を駆使して仕上げた、前代未聞の料理。

それが『THE TRUTH』の正体なのだ。

身を委ねるための鑑賞ガイド:『THE TRUTH』との付き合い方

Ⓒ「THE TRUTH」製作委員会

この作品を前にして、「意味がわからない」と感じたとしても、それはあなたの感性が鈍いからではない。

むしろ、クリエイターの仕掛けた罠に正しくハマっている証拠だ。

本作は、従来のドラマのように分かりやすい答えを与えてはくれない。

ここでは、この難解で魅力的なアートを最大限に楽しむための3つのヒントを提示する。

①答え探しの放棄

まず、物語の整合性や論理的な結末を求める姿勢を捨て去ること。

視聴者からは

「シュールで、シニカルで、ギリギリな感じ」

「笑っていいのか、考え込むべきか、揺さぶられる」

といった感想が寄せられているが、それこそが正しい反応だ。

象徴的なのが、第2話「タイパ」に登場したオダギリジョーのパートだ。

彼は映画の番宣に来たはずが、突如として二酸化炭素排出を抑えるために床に寝そべる環境活動家と化し、次の瞬間には汚物の入った和式便器を「現代アートの傑作」として紹介し始める。

ここに一貫したストーリーはない。

重要なのは、AからBへの論理的な展開ではなく、その不条理な飛躍そのものを味わうこと。

意味を問うのではなく、その奇妙な感覚に身を委ねることが、本作への第一歩となる。

②“真実”はメタ・コメンタリーの中に

本作のタイトル『THE TRUTH』が指し示す“真実”とは、物語の中にあるのではない。

物語の「外側」、つまり、この番組がメディアや社会、そして我々自身について何を語っているのか、というメタ的な視点の中に隠されている。

架空のニュースショーという体裁を取りながら、まともなニュースを一切伝えない。

この構造自体が、情報を切り貼りし、単純化して「真実」らしく見せかける現代メディアへの痛烈な皮肉となっている。

また、オダギリジョーや菅田将暉といった俳優たちが「本人役」で出演することで、どこまでが現実でどこからがフィクションなのかという境界線を意図的に破壊する。

我々が普段スクリーンを通して見ている「著名人の姿」がいかに作られたものであるかを突きつけ、視聴者自身に「真実とは何か?」を問いかけてくるのだ。

③芸術形式としての「滑り」を愛でる

一部のレビューには「めちゃくちゃ滑ってたな」という辛辣だが的を射た批評も存在する。

しかし、これもまたクリエイターの計算のうちかもしれない。

本作の笑いは、爆笑を誘うコメディではなく、気まずさや居心地の悪さを伴う「アンチ・コメディ」に近い。

会話が噛み合わない気まずい「間」、意図が読めないシュールな言動。

その「滑っている」状態こそが、コミュニケーションの不可能性や現代社会の空虚さを表現するアートフォームなのだ。

レビューの中には、俳優たちが思わず素で笑ってしまっているように見える瞬間がそのまま使われている、という指摘もある。

この「滑り」や「綻び」は、失敗ではなく、むしろこの実験的なプロジェクトの生々しさ、ドキュメンタリー性を担保する重要な要素なのである。

結論:テレビの“限界”と“未来”の答えは、今すぐストリーミングで

Ⓒ「THE TRUTH」製作委員会

『THE TRUTH』は、単なる風変わりなドラマではない。

それは、松田翔太と高崎卓馬が投じた、現代のコンテンツ消費に対する一つの「問い」である。

タイパを重視し、分かりやすい要約を求める時代に、あえて回りくどく、不親切で、多義的な作品を提示する。

それは、テレビや配信メディアがこれからどこへ向かうべきか、そして我々視聴者は表現とどう向き合うべきかを問う、重要で刺激的なアート作品だ。

地上波放送であなたが見たものは、この巨大なパズルのほんの一片に過ぎない。

クリエイターたちが込めた本当の熱量、放送コードを超えた毒、そして編集される前の剥き出しの才能の衝突。

そのすべてが、DMM TVオリジナルバージョンに封印されている。

あなたは、この作品についていけますか?

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